メモ帳

備忘録

Kaien(就労移行支援)の個別面談に参加した

経緯

前の記事では、説明会に参加したときの様子を書いた。 説明会では、希望者を対象にした個別の面談(キャリア相談)の予約も行っていたので、せっかくなので予約した。 今日はその面談に行ってきたので、その様子を書き残しておくことにする。

個別面談

自分が参加したキャリア相談の会場はKaien秋葉原サテライトという場所だった。 Kaien秋葉原サテライトは東自機ビルというビルの3階にあった。 エレベーターを降りると左にトイレ、正面にKaien秋葉原サテライトのドアがあった。 ドアにはブザーが付いていたが、ドアの前に置かれた看板には、時間になったらブザーを押さずに中にお入り下さい、というようなことが書かれていたので、そのまま入ることにした。

案内された会場はまさにKaienの訓練生が作業をしている部屋の中だった。 訓練生たちは二つのテーブルに分かれて作業を行っていた。 一方のテーブルでは、訓練生がPCに向かいながら何らかの事務作業を行っていた。 もう一方のテーブルでは、訓練生がパンフレットを三つ折りにする作業などを行っていた。

面談を含めた当日の流れは以下のような感じだった:

  1. それぞれのコースの訓練生から訓練内容の説明
  2. 会場に来た順にKaienスタッフと面談
  3. 面談後はアンケートに回答して解散

まず、スタッフから軽く説明を受けた後、二人の訓練生から、作業内容について説明を受けた。 一人の訓練生は、寄贈された本をクリーニングし、ネットで販売する作業を行っているとのことだった。 後で調べた感じだと、おそらくKaienオンラインショップの「こしょ こしょ あきはばら」のための作業を行っていたのだろう。 もう一人の訓練生は、パンフレット作製等の軽作業、データ入力などの作業について説明していたような気がする(この辺りは極度に緊張していたため詳細を覚えていない)。

訓練生二人の説明を聞いた後、個別面談が始まった。 面談をするスタッフが一人しかいなかったため、自分の番が回ってくるまでの間、しばらく待たされた。 待っている間は、Kaienが発行しているDecobo通信を読んで時間を潰した。 20~30分程度経ったところで自分の番が回ってきた。

面談では、まず、質問があるかと訊かれたので、以下のような質問をした:

Q. Kaienの公式サイトには、目指すキャリアに応じてOA事務特化コース、クリエイティブ専門コース、特例子会社コースの三つのコースの中から選択できると書かれていたが、先ほどの部屋で訓練生が行っていた作業はそれぞれどのコースのものか?
A. パンフレットを三つ折りにする作業などの軽作業などは特例子会社コースで、古書を売るための作業はOA事務特化コースのものとなっている。

Q. クリエイティブ専門コースの詳細について伺いたい。
A. クリエイティブ専門コースは11月からKaien代々木で始まる(スタッフもコースの詳しい内容は知らないような雰囲気だった)。

質問の後は、学生時代に印象に残っていること、発達障害と診断されるに至った経緯、転職を希望する理由などについて聞かれた。 まさか「学生時代に印象に残っていること」なんて面接みたいなことを訊かれるとは思っていなくて、しどろもどろになってしまった……。

体験利用の予約もできますと言われたため、11月以降にクリエイティブ専門コースの体験はできますか、と訊いたところ、今のところまだ分からないという様子だった。 クリエイティブ専門コース以外は利用するつもりはないのでとりあえず体験利用はまたの機会にとさせていただいた。

面談が終わった後は、PCでアンケートに回答して終了だった。

感想

あまりの緊張で、障害者手帳のことと、就労移行支援を利用するためのサービス受給者証のことを詳しく聞くのを忘れてしまったけれど、説明会のときに聞きそびれたクリエイティブ専門コースのことを詳しく聞けて良かったと思う。

Kaienのスタッフさん、本日はありがとうございました。